昨日の一本。
ロンドンを牛耳る裏社会のボス、そのヤク中息子、ギャング、やり手の会計士、ロシアの実業家、汚職塗れの議員。数々の登場人物が織りなすオムニバスストーリーはやがてキレイに織りなす一本の糸になる。このガイ・リッチー節を堪能できる一本。
ロック・アンド・ストックなどの他作と比べるとおとなしめでやや分かりづらさがあるので、コレ自体はファン向けの一本だなぁと思うが、逆にファンなら間違いなくコレが観たかった!みたいな作品になる。
キーアイテムは絵画と不動産建物の建設認可の対価である700万ポンド。これがキャラクターの間を行き来してキャラとキャラのストーリーがひとつに織られていく。難しいかもしれないが取り敢えずコイツラの行方を見失なわなければ最後の結末には十分に理解できるようになるのではないかな?