あやの

ソーシャル・ネットワークのあやののレビュー・感想・評価

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)
3.1
冒頭だけで主役がクソみたいな性格だってのがよく分かる。
気持ち悪…そして相当うざい…。
マジもんのコミュ障、ってのは言い方悪いですね。人への思いやりのない独りよがりのクソガキ。
こう描写されるくらいだから本物もそうなのかなーと思ってしまった。

しかし流石にこの人の作品は大半がテンポが良い。小刻みに展開なり刺激なり何かしら与えてくれるから、長くても全然観れる。
ただ、観てる途中は面白そう、と感じたけど観終わった後は割と虚無というか…。結局学生裁判?の話で終わるからこれだけの話だったように思えたからかな?いや上手く言えないんですが。
主役は大切なものを失ったな、客観的に観て。と思ったけど同様?に、観客もあんまり得るものが無いな、とか思ってしまった。彼らのテンポ良い悲喜劇を通して、調子には乗るなよ、周りを大事にしろよ、って教訓くらいかなぁ。
主役と親友は裁判中でもお互いを気にかけていたし、結局和解したとはいえ。(文字でだけ描かれるから印象薄いけど)

アメリカの大学のクラブとかマジこわ…しょーもな。中高出てもこれはこれでカーストじゃん。やっぱアメリカで生きるの無理(笑)

今観ると色んな人出てたんだなーと。
ルーニマーラにアーミーハマーがいるのは知らなかった。
あと新人弁護士の女性、セレステ&ジェシーのセレステか!
どうでもいいけど観てるうちに誰だっけこれ…あ、○○だ!って導き出せるようになる瞬間、映画ペーペーの頃は無理だったのと比べてめっちゃ嬉しくないですか?(笑)ショボい喜び😂

ところでよく出てくる3人皆、顔苦手なので画面の圧がしんどかった笑
ジェシーアイゼンバーグ、アンドリューガーフィールド、ジャスティンティンバーレイク。ジェシーアイゼンバーグはふてぶてしくて腹立つ顔上手いなーとか思った笑

しかしFacebookに全く興味を持てなかった自分にとってはよう皆他人に興味あるなー、暇だなーとか、そもそも思ってしまったり。
いや平和に上手く使うだけならいいんだけどついつい自己顕示欲と承認欲求で狂う人多いもんで…。
あやの

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