赤飯セキはん

セルビアン・フィルムの赤飯セキはんのレビュー・感想・評価

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)
3.4
超絶胸糞洋物ポルノ。

エログロゴアゴアなのかなーと思っていたらば
実際はゴア表現はそうでもなく。
発想が常軌を逸していて胸糞というか。
絶望的過ぎて救いが微塵もなくて。

幼児虐待とかのニュースを見ると無条件で
鬱々としてしまうタイプの人は
確実にバッド入ると思います。
自分はしっかりバッド入りました。

極め付けは最後のシーンで
絶望の先にまた絶望がある
世の中の普遍的構造みたいなものを
想起してしまい オーバーキルよろしく
さらに落ち込みました。溜息が止まらん。

こういうのばっか見てると
気持ちのバランス狂ってくるので
対極の天使にラブソングを とか見て
さっぱり浄化された方がいい。

しかしわざわざ金払ってまで
なんで嫌な思いしに行くんだよ
って話なんですけど
激辛料理食べたり お化け屋敷入ったり
絶叫マシン乗ったりするのと多分同じ類です。
あったらまたどうせ見てしまう種族なので
ほんとしょうがない。


ちなみに声出して笑った一番の
お気に入りシーンは
主人公がギンギンのちんぽソードで
敵の眼窩ぶち抜いて
とどめを刺したところでした。
ちんぽだけに。

こんな短いタームで劇場で
眼窩Fを連続で見ることって
一生のうちに何回あるのかしら...?
(先日の哭悲は笑えるシーンではなかったけど)

すっごい胸糞気分になりたい方こそどうぞ。