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ローレンの反撃のlemmonのレビュー・感想・評価

ローレンの反撃(1943年製作の映画)
3.6
フランス人の一般兵たちがドイツ軍の捕虜になる物語。
過酷な労働に少ない食糧にと理不尽な生活を強いられる。
捕虜の中には、立ち向かい牢獄に入れられるもの、うまく立ち回るもの、ドイツ兵に媚びて仲間から阻害されるもの、さまざま。

なかなか落ち着いた力作。
ミュージカルではないジーンケリーの存在がひかるし、珍しいものを見たお得感。無精髭の真面目な戦争映画の中にいるケリー。溶け込んでいて良かった。
ビータローレの存在感も抜群。
ヒュームクローニンは仲間を裏切る存在だが、じゃあ自分がその場に居たらどう太刀振る舞うのかなんてわからず、なかなか心苦しくなる存在だった。
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