ふとまき

一人息子のふとまきのレビュー・感想・評価

一人息子(1936年製作の映画)
4.1
昭和11年❗️なんでこんなに共感できるん!?全てを投げ打って子どもにかけた母と思い通りの人生を歩めずに悩む子.小津さんの作品はどれも誰かに感情移入してしまうけど,今回はとんかつ屋になった先生かな.人の暮らしの儚さ,切実さ,謙虚さがギュッと詰まってる.好きなキャラです.僕は子どもたちに全てをかけた訳じゃないし,親には自由にさせてもらった,贅沢な人間です.父さん,母さんありがとう.
 
最後に.坪内美子がめっちゃ綺麗でした.息子よ,贅沢言うなよ.あと,嫁さん泣かすな.
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