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一人息子のnofmのレビュー・感想・評価

一人息子(1936年製作の映画)
3.6
めっちゃミニマルな映画だった。

印象的だったのは、夜に飯田蝶子と日守新一が言い合うところ。飯田蝶子が泣く→やり取りを聞いていた坪内美子が泣く→日守新一が泣く→赤ん坊の寝顔→夜泣きの御守りというショットの連なりが上手い。

あとは円のモチーフ(織機、挽臼、空ドラム、サイロなど)が反復されるのも印象的だった。
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