昔の映画ってこちらと文脈が共通していないからか、硬い硬い水のように内容が入ってこないことが多いんだけど、この映画はセリフが聞き取りにくくても、話の流れや滲み出るさみしさ、温かみがきちんと伝わってきて…
>>続きを読む馬に蹴られて「突貫小僧、死す」かと思ったら全然そんなことなかった。それにしてもバカでかい馬。
吉川満子の娘役が『東京の宿』のアカンベーが印象的な小嶋和子で役名も同じ君子。やたらと鞠を買ってほしがる。…
女手一つで育てた息子を中学校に行かせるために信州から東京へ送った母、20後に東京へ様子を見に来たが、エリートになってるかと思いきや貧乏人だったという話
この田舎から出てきた母と都会の子供の微妙な関…
このレビューはネタバレを含みます
厳しく深い母の愛が沁みる~。
一人息子の進学のために今まで苦労して頑張ってきた母。その息子も立派に育ち家庭も持ち、貧しくとも困っている人に手を差し伸べられる正しい心根を忘れていない息子を誇らしく思…
現私にはこのお話はきつくてきつくてしんでしまいました 脱落し切った上で安心したいんだよ自分本位の気持ちとしてはほんとは、、、
中学行くとか先生えらいひとみたいなのの家来てた時のやりとりみててキアロス…
「生まれてはみたけれど」でも少し似たようなことを話していたけど、この時代は偉くなるとか出世するというのが大事だったのだな、と。立派になる=出世するという価値観は悪いわけではなく、そういう時代だったと…
>>続きを読む面白かったけど、精神的にきつすぎた。父が早くに亡くなり、母親だけで子供を育てる以前の小津映画と言えば、『母を恋はずや』が思い出される。
小津の初トーキー作だったらしいが、台詞字幕が無くなった分、モ…
人の多い東京じゃしょうがありませんよ。無理して進学させた息子も、東京では貧しい暮らししかできない。挙句「おっかさんと田舎で暮らしたかった」などと言われ、かあやんは激怒する。立身出世こそが求められてい…
>>続きを読む松竹株式会社