一人息子に投稿された感想・評価 - 8ページ目

『一人息子』に投稿された感想・評価

okimee

okimeeの感想・評価

3.8

小津の初トーキー
オープニングがなんか可愛ええ。

字幕ぅ!だれか字幕を!!
雑音が入っており、かなりレアというかおもしろい。ずっと聞こえているのは、壁掛け時計の秒針だろうか。見ている私のゼンマイ時…

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モカ

モカの感想・評価

3.8

国立映画アーカイブで日本映画の資料を見て気になったので。小津初のトーキーで古いフィルム故の雑音すごいんだけど、時代を超えるスタイリッシュな構図と親子間テーマがさすが。東京物語との共通点も多かった。

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石川

石川の感想・評価

3.5

子の出世のために何でも犠牲にする母、だからといって、東京に行ったって、必ず成功出来るわけではない。
先生も失敗した。
母親は罵倒するが、それでも優しく立派に育った息子を誇りに思う。
一体何が正解なん…

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小津の初トーキー作品(1936年)。信州の片田舎から、老母が東京に息子を訪ねてくる話。

なにしろ昭和初期の作品なので、録音状態も悪く、フィルムも傷だらけ、くわえて当時の日本語がまた聞き取りづらい。…

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小津安二郎がゼームス・槇名義で書き下ろした原作を自らのメガホンで映画化した、小津作品初のトーキー映画。昭和初期の不況時代を1組の母子の目を通して描いた傑作である。

信州の田舎町で、身を削って働きな…

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ひでG

ひでGの感想・評価

4.2

昨年の「ひでGアワード」(自分のベスト映画みたいなの😅)で、
「配信部門」の監督賞に(せん越ながら、)小津安二郎監督を選ばせてもらった。

Filmarksのおかげで、観た作品をもう一度、
振り返り…

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小津安二郎作品を古い順に見てきてやっとトーキー作品に辿り着いた。

トーキーになったとたん小津安二郎っぽい感じがした。母親が東京の息子を訪ねてくるなんてシチュエーションは「東京物語」と一緒。

サイ…

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harema25

harema25の感想・評価

5.0

【人生の悲劇の第一幕は 
 親子になったことに
 はじまっている
      …侏儒の言葉】

母やんの握る子の手の温もりが
伝わってくる

小津監督が観せる家族🎥


流石✨の視点

練られた脚本…

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排路

排路の感想・評価

5.0
アントニオーニより彼自身のテーマを先取りしてる、3人の時間が終わり全てが語り尽くされた最後に自然物と事物に全てが委ねられるのは、太陽はひとりぼっち。

『晩春』に次いで大好きな作品。

子を想う母と、母を想う子。思い通りの人生を歩めず、できれば今の生活を見せたくない。来たからにはできるだけいい思いをしてほしい。息子と母親、それぞれの生活の実情と理想…

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