ねぎとろ

青いパパイヤの香りのねぎとろのレビュー・感想・評価

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
4.1
「好きだと思う」とおすすめされて観たら、はい、好きでした。
まず、映像美。前景と後景の使い方がすばらしい。単純なシーンもその構図のおかげで、不思議な色気と緊張感が生まれていると思う。また転換となるシーンを画面上であからさまに描かない・説明しないのも、とても良かった。陳腐な表現ではありますが、言葉では表せないその場の空気感を切り取ってつくった作品という感じ。若い頃のムイから発せられるきらめきみたいなものを映像に残せただけでも価値がある。
まだ観た直後ですが、あとで思い起こす、じんわり来る映画だと思います。
ねぎとろ

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