Yurari

青いパパイヤの香りのYurariのレビュー・感想・評価

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
3.2
しっとりとした世界観。セリフは少なめで人物の表情や仕草、音楽から読み取る系の作品。直接的な描写はないが、全体を通じ、なんともいえぬエロスを感じた。主人公ヌイが顔を拭うシーン、青パパイヤを割って、中にぎっしり詰まった白い種子を愛でるシーン、などなど。
ヌイが働く家の子供達は鬱屈したものを抱えているようで、特にアリにロウを垂らすのは狂気じみたものを感じた。
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