雨宮はな

青いパパイヤの香りの雨宮はなのレビュー・感想・評価

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
2.0
男性キャラの気持ち悪さが種類豊富。
映像はキレイだし、近所の子を見守ってる感じのスタンスは良かった。

嫌な部分ばかり目についてしまったから、なおさらかもしれない。
文化、立場、時代というのはあるのだろうが、「男性のいいように扱われる女性」の子供時代と大人時代を見せられた感じ。

最後なんて「恋が実った」のではなく、ただ「子が実った」だけ。
「紅をひいたら妊娠させられ、自分との釣り合いの為に読み書きを慌てて教え込まれた」ように見える。
もともと気になっていた相手である描写はあれど、めかしこんだ姿を見てから女性として扱ったのは事実。
気になっていた理由も外見なのがまるわかりで、顔のさえない婚約者を捨てるのもエグい。
これがベトナムにおけるシンデレラストーリーなんだろうか?
雨宮はな

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