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女賭博師鉄火場破りのeigajikouのネタバレレビュー・内容・結末

女賭博師鉄火場破り(1968年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ラスト近く緊迫感がどんどん盛り上がっていき固唾を飲んで画面を見つめていた。
原さんは自分が果たせなかった夢と銀子(江波杏子)を日本一のツボ振りに育てようとしている信江。
銀子を気に入り体が目当ての黒川(成田三樹夫)に取り入ろうと計略したのが銀子にバレて袂を分つ。信江は銀子と鉄火場破りした時、イカサマがバレて自殺したツボ振りの娘恵美子(大信田礼子)を銀子の後釜として売り出すことにした。
強かで抜け目のない女信江だったが、
実は銀子を嵌めた勝負に使った絶品のイカサマカルタの作者である蒔絵職人留蔵(垂水悟郎)とは昔夫婦だった。日本一のツボ振りになると彼の元を去っていたのだった。
最後の最後に信江が根っからの悪女ではない事が描写されてなんかほっとするラスト。
最近また海外からも注目されている日本の工芸技術がイカサマカルタにも使われていたというトリビア?が勉強になったなあ。

大友柳太朗が若いなぁと思ったらまだ56歳…でも迫力ある…自分とたいして変わらない年齢とは💦
原さんも落ち着いた大人の女を堂々と演じてみえるけどこの時まだ32歳だったのだ…
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