黒の凶器の作品情報・感想・評価

黒の凶器1964年製作の映画)

製作国:

上映時間:91分

ジャンル:

3.4

『黒の凶器』に投稿された感想・評価

路地に男女を立たせて引きで決めて撮ったり、車内を後部座席から手持ちキャメラで撮るくだりにごきげんなジャズを流したり、おそらくゴダールの影響は大。物語は、右にも左にも揺れてよく分からない。産業スパイの…

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他社の女スパイに騙されて会社をクビになった男が、自身も産業スパイになって会社に復讐するという設定がマヌケなので、田宮二郎がアクションで頑張ってもイマイチ盛り上がらない。

シリーズおなじみ産業スパイもので田宮二郎主演。
良くも悪くも安定しているが、女に騙された復讐のために産業スパイを志すという動機がチンケ。

大映らしく映像は良い。
冒頭の大食堂なんて、ただ社員が沢山…

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techno

technoの感想・評価

3.0

2024.01.11
田宮二郎『…月産6万台、1日平均2500台、驚くなかれ12秒間に1台ずつの割合でテレビが誕生している』
田宮二郎『近頃は物騒なバーが多いからな』
RV17作戦
田宮二郎『『電子…

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 どうでもいいような話だが井上昭監督らしいスタイリッシュな画面が楽しめる。ただ現代が舞台だとどうしても美術が貧相というか……人物が画面の片側(ってかこの映画の場合右側)に寄りきったショットも多くて結…

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2018/6/23@ ラピュタ阿佐ヶ谷
「黒」の大映
場面ごとのかっこよさ。スマートにみえてどこか抜けてる。
Kumonohate

Kumonohateの感想・評価

3.8

田宮二郎が再び産業スパイになった「黒シリーズ」第9作。スパイに利用されて会社をクビになった主人公が、当事者である家電メーカーに復讐するというサスペンス。

高度経済成長期下、日本が技術大国への道を突…

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序盤、中盤のところどころに挿入される変に芝居がかった語りは不要。こういうイメージのせいで昔の映画は敬遠されるんだろう。
<新文芸坐セレクション 絶対に観てほしい邦画サスペンス必殺の22本 ’50~’70年代>20:50開映(19:00開映『黒の駐車場』併映)

女に騙され利用され会社をクビになった田宮二郎が産業スパイになって復讐の鬼になるという、早い話が逆恨みの物語ながら、相手がブラック企業ならば観客も田宮二郎の肩を持つというもの。第一、田宮二郎は男にとっ…

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