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奇傑パンチョのmのレビュー・感想・評価

奇傑パンチョ(1934年製作の映画)
3.0
メキシコの英雄、パンチョ・ヴィラの物語。

ウォーレス・ビアリー目当てに見たけど、いい映画だと思う。

思うけど、メキシコの歴史を全く知らないので、評価しにくい。ビアリーは良かった。

ヴィラは粗野で女に弱くて、字が読めないくらい教育もないから経済がまるで分かっていないなど、欠点の多い人物ながら、情に厚く、祖国への熱い思いと信念に支えられた魅力的な人物として描かれている。

これはビアリーのはまり役なのではないかな。他の作品でも同じように人情味あふれる魅力的な役を演じているけど、たいていいつも”ちょっとクサい、やりすぎな演技”をしているけど、今作はそのクサさがなかった。決して格好いい要望ではないのに、最後の方はかっこよく見えてくる。

ちょっとジーン・ハックマンを連想した。
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