書店員見習い

明日の記憶の書店員見習いのレビュー・感想・評価

明日の記憶(2005年製作の映画)
3.7
辛い映画だった。
最近、自分のボケッぷりが歳のせいならいいんだけど病的に思えてきて、
「こんなに言葉や名前が出てこない?普通?」って頭が痛くなる。
将来、私自身が罹るかもしれない病気の中で今一番不安に感じてるのが認知症かもしれない。なりやすい人の特徴に当て嵌まるし。怖すぎる。
渡辺謙さんと樋口加南子さんの演技がこれまた良くて泣ける。
バリバリ働けていた人が急にあれ?変だぞ?から始まり、病気を受け入れ、あっという間に…。

自分がなっても辛いし家族がなっても辛い。
認知症になってしまった人に対してこんなに献身的に尽くせるだろうか、尽くして貰えるだろうか。
被害妄想や幻覚で訳の分からない事を言い出したらちょっと無理かもしれない…。