ヴァルーン

ブレア・ウィッチ・プロジェクトのヴァルーンのレビュー・感想・評価

3.5
ブレアウィッチの伝説を題材にした映画を取りに森へ出かけた大学生3人は行方不明となる。後に彼らが残したテープが発見されるが、そこには彼らの経験した恐怖が記録されていた。って話!

この映画の残した功績を除くと、ただただ退屈な映画で終わっちゃいます。 けどこの映画公開時の媒体とかを考えると、この映画の真髄が現れます。 今となっては家でゴロゴロしながら鑑賞して、「スマホ持てばいいじゃんこいつら」みたいにヘザー達にぼやくことができるのであって、ネットもまだ普及してない時代に突然この映画が投下されて実話っぽく宣伝文句を謳われたら誰だって怖いに決まってる。 作中で特別なにかが出る必要も無いなってすんなり納得しちゃいます。

それでもクライマックスまでが暇すぎる。 口喧嘩シーンが半分以上で、エンタメを求める自分は「早く夜になれ…!」って念じる一方でした。 一応ファウンド・フッテージでそこにカットとかの編集が加えられてるから、昼と夜の切り替えがパッと来るから、こっちのON/OFFもキビキビで自分に笑えました。