このレビューはネタバレを含みます
・不思議な映画
・異国の地恐怖症になる
・虫にも動じぬ心持ちが必要
・キットの適応能力
・まるで呪いころされたかのようなポート
・冒頭の女性って後半で出てくる一族の出身?
・ポートもキットもタナーも…
敬愛するベルトルッチ監督作品だし、淀川長治氏が大絶賛してるし、尊敬する読書家の友人が「最近の注目はポール・ボウルズ(原作者)」と(この映画の公開の頃)言ってたし、音楽は坂本龍一だし、チャーミングで大…
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アメリカ人夫婦がサハラ砂漠を旅行する話。途中で腸チフスにかかり、夫ポートがなくなる。妻のキットは、アフリカ人に囲われたりするが、最終的には最初の町の宿グランドホテルに戻ってくる。アフリカの風景が美し…
>>続きを読む『シェルタリング・スカイ』(The Sheltering Sky)
原作者も酷評した作品だけど捨てがたい魅力がある。
「戦後初の観光客(ツーリスト)だな」
「観光客じゃない。私たちは旅行家(トラ…
今年亡くなった坂本龍一さんのアルバム『acync』の8曲目〝fullmoon〟に、本作の末尾で原作者のポール・ボウルズが語っている「あと何回満月を眺めることがあるだろう」という台詞がサンプリングされ…
>>続きを読む映像美としてはさすがイタリア人、オシャレで過剰でバリ感。
でもね。面白くないのよね。なんとなくセックス、なんとなく政治的。龍一の曲もなんとなく。
ラストエンペラーの最後とか素晴らしく叙情的だったのに…
開業記念リバイバルで初見、なんかロレンスの地政学と景色の世界でイングリッシュペイシェントやられた感じだし、嫉妬深めベタベタ恋愛系で自分の守備範囲外も、タイトルの意味は結局妻にとっての夫だったのはわか…
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