各ショットのその空間における「滞在時間」が曖昧であることによって、果たしてそれが長いのが短いのか「観光客」である当人たちにも掴み損ねるような時間が流れ続け、ジョン・マルコヴィッチの不在によってその曖…
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クラシックピアノの教則本にツェルニーやバイエルが存在するように、映画ではコッポラとベルトルッチを必修科目に提案したい。
両者の代表作はどちらも大ヒット作で鑑賞ハードルも低いわけだし。
と言いつつ、…
再見。『暗殺のオペラ』と並ぶベルトリッチの最高傑作だと思うし、『レヴェナント』のような音響的音楽を除けば坂本龍一の映画音楽の一つの到達点だと思う。
ラスト、モロッコの場末のカフェに迷い込んだデブラ…
2023-52
ベルトルッチ作品はこうもオープニング開始1秒から凄いものなのか、出だしが素晴らしすぎる。からの坂本龍一、シェルタリング・スカイ、最高すぎる。
アラビア語の美しさ、アッラーフアクバ…
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【この青空の向こうは
漆黒の闇…
空が守ってくれているって
教えてくれる】
人生は短い、ってゆうけれど
長い映画。
138分。
美しい太陽の光✨
広大で壮観な砂漠の景色
影絵の…
これはいつか劇場で観たい作品。3人の「旅」の物語であり旅の本質について考えさせられる。
最初にtouristとtravelerの違いについて語られる場面がもう既に粋だな〜と思わせるような会話劇があり…