このレビューはネタバレを含みます
これはまた…ある意味予想通りの出来でしたw
クソ映画としては『デビルマン』と同じく、複数人でツッコミ入れながら観るとなかなか面白い部類だと思う。ってかその観方しか活路を見出せない。
まぁまずドコからツッコめばいいのか分からないって具合ですな。ドラゴンボールの意味ある?って感じもするし、冒頭の修行シーンから一転して普通に学校に通う悟空を見た瞬間『なんの映画だコレ!?』感が凄まじかった。
設定、キャスト、脚本、全てが変。あの、蟹の画像に「Tako(エビ)」ってルビがふってある某有名画像みたいな映画かなと。突っ込むのもバカらしいと言うか。
自分はにわかなんだけどガチ勢が観たらどう感じるんだろう。
とにかく最初から最後までツッコミどころ満載の作品だったけど、その中でも特に最後まで違和感が拭えなかったのが、ピッコロ大魔王の側近みたいなやつ。特撮作品に出てくる女敵キャラみたいなこいつ。
こやつは一体なんなんだ…
逆に考えると全てが破綻した作品だからこそこうして存在していられる、ねじ込むことができたキャラ、だと考えるとちょっと感動する。
現代のVFX技術でホイポイカプセルがしっかり描かれていたのは多分この作品で唯一普通に「おおっ!」ってなった部分かもしれない。