アン·リーがメガホンを取り、エマ·トンプソンがジェーン·オースティンの原作を脚色した本作は胸を締め付ける切ないラブストーリー。
19世紀のイギリスが舞台であり、衣装やセットデザインまで凝りに凝っている。
観客を19世紀まで連れて行ってくれるのだ。
また、情緒豊かな映像と素晴らしい脚本のおかげで映画としての完成度もかなり高い。
言葉にできない気持ちを細やかな演技で表現してみせたエマ·トンプソンに脱帽。
キャスティングも素晴らしい。
妹役のケイト·ウィンスレットはもちろん、アラン·リックマンやヒュー·グラント等豪華キャストが脇を固める。
特にアラン·リックマン扮するブランドン大佐の切ない気持ちは男なら共感できるはず。
これは姉妹が本当の愛を見つけるまでを描いた映画だが、、、やはり恋は盲目なのであった。