大学卒業を目前に最後のバカ騒ぎをしようと5人組で車を走らせるロードムービー。兵役や結婚といった人生のターニングポイントを迎えるテーマ性を孕みながらやってることは破茶滅茶で笑いが堪えきれない。列車やパラシュートなど印象的なシーンが存分に味わえる。
それにしてもこの時ケビン・コスナー30歳ぐらいだそうじゃないですか…明らかに大学生に見えないんですよ。
とにかくおバカな5人組。
みんながおバカな分、ちょっとまともぶっていて真面目なフィルがこれまた滑稽に見える。
けど、個人的にはドーマンがお気に入り。
こういう何人組みたいな中に必ずいるぽっちゃりキャラだけど、ドーマンはぽっちゃり通し越した巨漢。しかも寡黙で牧師になる予定の男というギャップがたまらない。
劇中はほとんどセリフもなく、本当に雰囲気だけで笑わせにくるのがなんだかズルい。
冒頭に書いた列車のシーンやスカイダイビングのシーンなんかは今後も脳裏に焼きついちゃうぐらいインパクト大な映画史に残るシークエンスだったと思います。
〈キャスト〉
ガードナー(ケビン・コスナー)
フィル(ジャド・ネルソン)
ワグナー(サム・ロバーズ)
ドーマン(チャック・ブッシュ)
レスター(ブライアン・チェザック)
デビー(スージー・エイミス)
トルーマン・スパークス(マーヴィン・J・マクインタイア)
※2024年旧作鑑賞33本目
※2024年自宅鑑賞40本目