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落ちた偶像のtransfilmのレビュー・感想・評価

落ちた偶像(1948年製作の映画)
4.3
イギリスのキャロル・リード監督作品。1948年の映画です。この時代のイギリス映画はハリウッド映画やイタリア、フランス映画の陰に隠れてる感があるけど、こんな面白い映画もあるんだなと思った。
個人的にはこの監督にはほとんど馴染みはなかったけど、
ミアファロー主演の「フォローミー」が結構有名な気がします。

イギリス人はゴシップ好きな国民性。というのはよく聞く話だけど、この映画はそんなイギリス人の国民性を感じられる内容の映画だと思う。
そして、子供の描き方も、なんとなくイギリスっぽいなと感じた。
子供は可愛いものだけど、決してただかわいいだけじゃない。
正直に言うと、ちょっとだけこの子供は憎たらしい笑。
だけど、大人なら皆べインズのように振る舞わなければならないなと思う。べインズは偉い男だったと思う。ただ一つのことをのぞいて。

べインズが誤ったただひとつのこと。その結果起きる出来事。
それが、この映画が一番観客に伝えたかった教訓なんだと思いました。

残念ながらDVDの画質は非常に悪い・・んですけど、
とても面白かったです!
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