鹿田鹿雄

DEATH NOTE デスノート the Last nameの鹿田鹿雄のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

72点

このレビューは前編・後編だけでなく原作のネタバレも含みますので、それでも良いという方は読んでくださると嬉しいです。



いきなり終わり方について語ると、私自身原作より映画の方が好きだ。ニアとメロを出して冗長に続けるよりもスパッと終わったのは切りが良いし、ノートのすり替えで罠にハマるより間違いなく納得はできる。
だがワタリしか殺してないレムが消えるとはとても思えない。筋が通っていないと感じた。
終わり方は褒めるがあくまでも「驚きがあるから」というのが事実だと思う。

月の妹の粧裕が過去に会ったことがあるとは思えない茂木の名前を何故か知っていたり、尺の都合でテレビで自らが第二のキラと自白する海砂が馬鹿としか思えないし、Lが死神がいるという事実に驚くシーンなんか原作ではもしかしているのか?と思っていたから驚いていたのに対し、特に考えていなかったのであろう状況で誰よりも驚いているのが不思議だった。

前編・後編を通して観たら、デスノート初見の人を相手にしているわけではなく、ヨツバ編をカット・火口を高田に置き換えるなど、原作を読んでいる人が楽しむものなのかなと感じた。
鹿田鹿雄

鹿田鹿雄