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連合艦隊のefnのレビュー・感想・評価

連合艦隊(1981年製作の映画)
3.0
 主人公らのまわりに軍に縁のなさそうなプチブルや涙腺の緩そうな家族がいるから元海軍少尉も時代に適応せざるおえなかったか、と思ったが最後はやはり松林宗恵だった。
 作品自体はナレーションが史実の解説から陰謀論までを担当し、海軍将校らがわかりやすく怒鳴り合いで会議をすすめるという映画というよりはNHKドキュメンタリーといった方が正しいようなしろもの。兎に角、科白量は多いし内容も恣意的でどう解釈すれば良いのか困ってしまう。(太平洋の嵐と比較すれば、どれだけ余分な情報が多いか理解できよう)そもそも、題名通りに連合艦隊史を解説するのなら兎も角、この上映時間で日本史をぶち上げる必要はあったのだろうか。
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