歌代

くたばれ!ハリウッドの歌代のレビュー・感想・評価

くたばれ!ハリウッド(2002年製作の映画)
3.6
ハリウッドの名プロデューサー・ロバートエヴァンスが自ら過去を語る。

まず冒頭で「どんな話にも3つの側面がある。自分の言い分、相手の言い分、そして真実。誰も嘘はついていない。共通の記憶は微妙に異なる」という言葉が映ります。
最初は「良い言葉だな」と思ってたのですが…
「いや、お前の言い分しか語らんのかい!」
「というかお前の言葉かい!」
と、観終わった後に思い出しでつっこみました笑
ちょっと変な映画なんだよなー。

色んな作品で描かれてるようなハリウッドのぶっ壊れっぷりを当の本人が語る。
一夜にしてスターになり、一夜にして落ちぶれる…やっぱりそういう街なんだなあ。
Netflixアニメ『ボージャックホースマン』があながち大袈裟でもなかったことに驚きました。
『ある愛の詩』『ローズマリーの赤ちゃん』『ゴッドファーザー』『チャイナタウン』『コットンクラブ』などの名作の制作エピソードがかなり面白かったです。

伝記モノかと思いきや本人自ら話をする昔話モノです。本人の作為マンテン。
それで再度話題になるあたりがいかにもハリウッドっぽいなあ。
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