Taka

くたばれ!ハリウッドのTakaのレビュー・感想・評価

くたばれ!ハリウッド(2002年製作の映画)
3.8
「どんな話にも3つの側面がある。自分の言い分。相手の言い分。そして真実。誰も嘘はついていない。共通の記憶は微妙に異なる。」
「みんな仕事を持っているが、楽しんでいる人は少ない。」

元・売れない役者で実業界に転身して成功していたが、ひょんな事から映画界に復帰。
役者から製作に回り、パラマウントを「八番目の山」からトップに引っ張り上げた男、ロバート・エヴァンス。
数々の名作を物にした男の、栄光と破滅と復活の半生の記録。

伝記物とかドキュメンタリーってより、自己語りの作品。
ほぼほぼ自分の言い分 (笑)

やはり人生って、実力だけでもダメだし、運だけでもダメなんだろうね。
+ 愛される事 も重要だなぁ。
破天荒でも我が儘でも自意識過剰でも、他者には誠実でいないと、助けては貰えないよねぇ。

取り敢えず、2時間版の『ゴッドファーザー』を観てみたい。
Taka

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