現在のハリウッドの基盤を築いたと言われる伝説の映画プロデューサー､ロバート･エヴァンスの人生を描いた､2002年のアメリカ映画
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当時の映像と写真を繋いで作られたドキュメンタリー映画｡他の作品と明らかに違う点は､ナレーションをしているのが作品の題材であるロバート･エヴァンス本人だということ｡本人が自分の人生を説明しているんだから笑ってしまうし､説得力もある｡
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映画の様な人生なんて表現があるけど､この人の人生は映画なんかより派手だ｡俳優からプロデューサーに転身し､実力で地位を築いていく｡潰れそうだったパラマウントを救ったのもすごい｡大きな挫折をしながらも､美女を侍らせてるんだから充分楽しそう｡
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｢ローズマリーの赤ちゃん｣や｢ある愛の詩｣､｢ゴッドファーザー｣､｢チャイナタウン｣などの傑作を連発した手腕は本物｡ロマン･ポランスキーやフランシス･フォード･コッポラとの裏話やダスティン･ホフマンやジャック･ニコルソンとの友情なども刺激的だ｡特に､ジャック･ニコルソンのエピソードは感動した｡
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多くの著名人の映像や写真を使っているが､全部快く使用許可が取れたというんだから､ロバート･エヴァンスが､ハリウッドで尊敬されていることがよく分かる｡この作品はあまり映画を観ない人には退屈かもしれないけど､洋画好きなら楽しめる作品だと思う｡
