このレビューはネタバレを含みます
「京都の名物も世界の名物も皆嘘や!お金で買われるのが上手な人が出世して、下手なのはウチみたいにボイコットされるんやないか!身体を売らんと生活出来ひんのやったらうち舞妓やめる!」て言う 若尾文子 を引…
>>続きを読む深作の「おもちゃ」は、「祇園の姉妹」妹役の源氏名から来てる。ただ、本作見直すと、どっちかと言うと本作の方に話は寄せてる気がする。若尾文子は初々しい。民主教育が始まっているのに封建主義で男尊女卑の社会…
>>続きを読む京都の色街・祇園を舞台に芸妓とそれを取り巻く人々の生き様を描いた人間ドラマ。
京都は寺院や博物館などに行ったことはあるけれど、祇園は行ったことがない。敷居が高いし、身分も金もない。小市民の端くれ。…
溝口健二監督。
若尾文子は当時二十歳。
木暮実千代との擬似姉妹の物語が美しく哀しく力強い。
流麗な京都弁。
祇園の街に張り巡らされた小道は、2人の袋小路か人生の抜け道か。
様々なアングルで、街と…
ばあやを画面真ん中に置いたところからのダッシュでの横切りがアグレッシブでびっくりした。この間みやこ踊り観に行ったけど、やっぱちょっとモヤモヤするもんな〜〜ラスト、二人がもう一度色街に出向く姿は苦しい…
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