とびん

劇場版 空の境界/第三章 痛覚残留のとびんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

空の境界の続き。

痛覚を失った少女の殺人日記。
痛みを感じるようになり、その痛覚を生きているという実感に繋げてしまう。
そうして、彼女は猟奇的殺人を繰り返す……。

面白かった。
最初のレイプシーン等は胸糞悪かったけど。

話としては、この上なく分かりやすい。
彼女の殺人衝動も、そのプロセスも。
前作が難しすぎたので、自分にはこのくらいがちょうどよかった。
あと、上映時間が短いので見やすい要因になっていると思う。

式と藤乃の戦いも見事でした。

空の境界の敵って、憎めないというか同情が勝るんよなあ。
可哀想すぎるというか。
そういった負の感情が、彼女たちを魔術師たらしめていると思うのだが。

だから、両儀が藤乃を殺さなくてよかったなと思いました。

次作に期待!
とびん

とびん