ベルリンの街を少年たちが元気に駆け回る様は、何処かヌーヴェルヴァーグの作品群を思わせる躍動感があります。
少年たちが大軍勢となって、泥棒を追い詰めるクライマックスのシーンは痛快。思わず声を出して笑っ…
ドイツ時代のビリー・ワイルダーが脚本を担当したこの小品は、子供たちのコミカルな会話、したたかさの他にダダイズム的な映像美も兼ね備えている。
カメラワークこそおぼつかないが、少々のスリルと笑い/垣間見…
このレビューはネタバレを含みます
どうやら今作が少年の探偵冒険映画の原型であるらしい。あくまでヨーロッパにおいてのという前置きがあるとは思うが。わたしはドイツ語が分からないが字幕なしで鑑賞した。それでも十分に内容が理解できる作品であ…
>>続きを読む