たろさ

ザ・グレイ 凍える太陽のたろさのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・グレイ 凍える太陽(2012年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

オットウェイ(リーアム・ニーソン)の乗る飛行機がアラスカで墜落する。オットウェイは生き残った乗客と極寒の雪の中、オオカミの群れに襲われる。


「飛行機が不時着→その後オオカミに襲われる→森に避難する」という行動を取ったが結論から言うと動かない方がよかったと思う。移動して無駄な体力を使わずに済むし、飛行機である程度嵐は防げる。何よりも武器や薪になりそうな物資がたくさんある。救助隊も墜落した飛行機中心に探すだろうし。死体には申し訳ないけど、オオカミが死体を食べてくれれば人間をあんまり襲ってこないと思う。オットウェイは「森の方が安全だ」的なことを言っていたが別にそんなことはなかった。

仲間が一人また一人と脱落していくが、最初の夜編で一人脱落、森への移動で一人脱落と、まるでイベント毎に脱落していくみたいで単調で盛り上がらない。あと木に飛び移るのはさすがに無理がある。

移動する際、被害者の遺族に届ける為に遺体から財布を集めていたが無駄な行動だと思う。そんなことをする暇があるならちょっとでも役に立ちそうなものを集めるべき。遺族に渡す作業は救助隊の人がやればいいと思う。
オオカミのCGもショボイし、オオカミとの接近戦も激しい手振れでごまかしている感が強い。
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