怖かった〜。
飛行機事故って、起きる時はきっとあんな感じだろうなと思った。しかし、落ちたところが極寒の地、おまけに狼の縄張りと来たらもー、わたしは生き残れないです。(ネタバレします)
主人公ジョンは、父の詩を胸にこの状況と闘います。正確ではありませんが、「最強の敵に勝つことができたら、その日に死んでも悔いはない」彼の最強の敵は、己です。
己の弱さと言ってもいいのかも?
絶対勝てん敵やわ〜^^;
彼の心の葛藤を冒頭から描きながら、皮肉なことにその地で自分が最も生きる術を知り、皆を勇気づけ率いる立場になってしまった男。
人は弱い。人は、理由がなければ生きられないのか…
途中自ら脱落を選ぶ人物の想いがなんだかとても痛くて辛くて…
しかも、彼の財布の写真…うっくう〜。泣けました…
ラストがどうなのか?確かに、ビシッと終わって欲しかったのですが…あれはあれでよしとしたいと思います。
想像してたよりずっと面白かったです。