石油採掘場で作業員が動物に襲われないよう銃で狙撃する仕事についていたオットウェイは、他の作業員とともに移動のため、飛行機に乗っていた。しかし、飛行機がアラスカの荒野に墜落してしまう。オットウェイ以下生き残った男たちは雪の吹きすさぶ極寒の地を脱出するため、南へ歩き始めるが、凍てつく寒さと狂暴な狼に襲われ、ひとりまたひとりと犠牲になっていく。
ストーリーの大部分がアラスカの吹雪の中を歩くシーンと狼に襲われるシーンの繰り返しで、絵面に変化が乏しいため、ストーリーの進行が非常に長く感じました。大自然の脅威と狼の狂暴さ、恐ろしさを描写していることは分かるが、絵面に変化がなく、生き残った人々が常時、疲弊していく様が続くので、観ていて非常にしんどい。
飛行機が墜落した場所が狼のなわばりということで、幾度も集団で狼が襲ってくる恐怖は充分伝わってきて良かったと思います。
