このレビューはネタバレを含みます
個人的には、リーアム・ニーソンのプロモと言っても過言ではないかと。色んなことを置いておいて、リーアムの演技と、最後の詩で全てをなんとなく良い感じに観せてくれる作品。
運悪く飛行機が墜落、生き残りのメンバーが狼がいる雪山でサバイバルをするというのが内容の全て。その中で、各メンバーにはそれぞれ家族や、そこまでの人生がありという感じ。普通の一般人たちのサバイバルなので、劇的なミラクルなどなく全体的に地味。
主人公オットウェイは妻を亡くし自暴自棄なのにサバイバルをするうちに、奇しくも自分達を付け狙ってくる狼のボスという命のやり取りをするライバルにより"生"を実感するようになったように見える。
何度も言いますが、内容はどうあれ。
ラストの「もう一度戦って 最強の敵を倒せたら その日に死んでも悔いはない」とこのシーンのリーアムの瞳を観るために観る作品。個人の感想です。
あと、今回はBSでの視聴だったのですが、ラスト詩のシーンの後バッツリ切れており、最後のオットウェイと狼のカットが丸々ありませんでした。個人的にはこのカット微妙だなと思っていたので全然良いのですが、初見の方には勿体無いなと思いました。