このレビューはネタバレを含みます
ジョー・カーナハン監督とリーアム・ニーソンがタッグを組んだサバイバルアクション作品ということで。話はとてもシンプルなので、物語というよりはリーアム・ニーソンが演じるオットウェイらの、過酷な環境でのサバイバルと狼との死闘を楽しむ作品ですね。映像は迫力があり、視覚効果、演出で画面越しでも臨場感がすごく伝わるし、時折リアルにも感じる。だが、真新しさがなくてどこか物足りない。主演のリーアム・ニーソンの演技は良いし、評価に値する箇所が多々あるのだが、全体的に古臭く、展開というより"描きたいであろうシーン"が想像がつくので、全くひねりのない想像通りのシーンを何度も見せられ少々退屈に。悪くはないが、もう少し何かあっても良かったかと。
