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マッケンナの黄金のcobossのレビュー・感想・評価

マッケンナの黄金(1969年製作の映画)
2.5
寝不足だったので途中でちょっと寝てしまったのだが、起きてた部分は面白かった。芝居の殆どはスタジオ撮影のようなのだが、ところどころにロケで撮ったらしい砂漠の風景がはさまっています。最初は普通の西部劇なのかなと思っていたら、最後の方には山崩れが起きて特撮になって大迫力、という映画なのであった。
グレゴリー・ペックは50ぐらいか。お姉さんとのイロコイは要らんのではないかと思うが、まあ昔の映画だからないとダメだったのだろう。とはいっても1969年なので、アメリカン・ニューシネマの走りの頃である。まあいろいろ夢破れた感じが漂っていて、「世の中うまくいかないもんですよね.. でも小銭を稼ぐのは大事」というメッセージが伝わってきて好感が持てる。
最後、なんで馬に乗らずにいきなりロック・クライミングで逃げようとしたのかよくわからず。目立たないうちにこっそり、という計画だったのだろうか。みんな黄金に夢中だったから大丈夫だったのではないかと思うが。あと最後山崩れの引き金を引いたのは、アパッチ族の人が馬に乗ってドドドっとやってきたからなのだが、それくらいでつぶれるぐらいなら、とっくに山崩れしていたのではないかと思うのだが... 最近地震かなんかあって、ヒビが入ってたのかのう。
最後、山崩れが起きて黄金の大部分は埋もれてしまうのだが、それはアパッチの伝説的にはどうなのだろうか... 残ってることになるのか?
オマー・シャリフ大活躍。テリー・サバラスが出てくる。インディアン役の人たちはみんな英語が上手く、白人俳優さんが、皮膚を赤く塗って長髪のかつらをつけてるように見える。目が青かったりとか。
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