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PLANET OF THE APES 猿の惑星のGINのレビュー・感想・評価

PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)
3.5
『猿の惑星/キングダム』鑑賞前にちょっと復習鑑賞!
鬼才ティム・バートン監督が名作『猿の惑星』を再創造した作品。

2001年制作。
ある日、宇宙空間に巨大な電磁波の嵐が出現。
優秀な猿ペリグリーズを乗せた探査船が調査に向かうが、そのまま消息不明になってしまい、ペリグリーズを救出に向かったレオも次空間を貫くワームホールに飲み込まれてしまう。
レオを乗せた宇宙船が不時着したのは地球に似た奇妙な星。
そこは猿達が人間を支配する惑星だった…。

猿、猿、猿…。
猿がいっぱい…
猿が「人間は臭いぞー」なんて言ってるけど、水を恐れ、毛が沢山生えてる猿の方がどう考えても臭いはず。
まぁそんなツッコミいれても仕方ないんですが…

ティム・バートン監督の手によってエンタメ化した猿と人間の壮絶な戦い。
オリジナル版の持つ現代社会への風刺という側面は薄くなってるように感じるが、猿の側から見た人間という生き物の捉え方は変わっていないように感じる。
皮肉なもんですな😒
終盤の人間と猿との決戦シーンは見応え充分。
援軍?が到着する最後の展開は意外性があって良かったと思います。
結末はまぁ予想通りでしたけど、あれでいいんじゃないでしょうか。

俳優さんでは…
主人公レオを演じるのは、マーク・ウォールバーグ。
セード将軍を演じるのは、ティム・ロス。
凄みの効いた目の演技が最高😁
まさに怪演でした。
レオを助ける元老院議員の娘アリを演じたのは、ティム・バートン監督作品常連のヘレナ・ボナム=カーター。
こちらも慈愛に満ちた表情が印象に残る素晴らしい演技でした。
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