成田007

PLANET OF THE APES 猿の惑星の成田007のレビュー・感想・評価

PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)
3.4
猿の惑星の新作「猿の惑星 聖戦記」の公開が10月13日と近づいてきました。1作目の猿の惑星が公開されたのが1967年、今年で50周年を迎える猿の惑星シリーズ。一作目の衝撃的なラストは忘れられない。

猿の惑星といえば、猿たちのヴィジュアル。今作は過去四部作に比べると格段に猿の着ぐるみ感がなくなっていてびっくりした。個人的には過去の着ぐるみ感が好きだったので、残念ではあったが猿が猿らしく見えた。

監督はティム・バートンと今までの猿の惑星と違った新たなファンタジーな世界観を作り出していて引き込まれていきました。街並み、遺跡へ向かう道中と舞台が凝っている。

しかし、今作は時間の制限のため、どうしても設定を省略して展開が早すぎてやや強引に感じてしまった。過去4部作は人間対猿の反乱を丁寧にシリーズで進んでいくけれど、2時間にまとめられるとよく分かんなくなってくる。

衝撃度でいえば、一作目の方が強烈だけれど、今作の焼印のシーン、猿の大将のティム・ロスの怖さは負けず劣らず強烈でした。

今週末までにはジェネシスとライジングを見るぞ!
成田007

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