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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.8
▪️Film Diary————————————————-
🖋本年鑑賞数 :2021-424 再鑑賞
🖋#死ぬまでに観たい映画1001本 443/1001

🖋 “日本橋、ここは東京のスタート地点。羽の生えた麒麟はここからどこへでも飛んでいける”。。。東京ではこの界隈近くに住んでいるため良く日本橋の麒麟像の前を通ります。その都度、この映画のセリフを思い出すことに。その他の風景、人形町の街並み、日本橋七福神めぐり、その場所がどこか分かることで、個人的にはとても思い入れがある作品です。

🖋そして東野圭吾の原作の映画化だけあり、ストーリ展開とその謎解きも秀逸。命を賭ける親子愛に涙でした。。。原作自体の素晴らしさとその舞台となった場所が前述のように分かるため、映像化された作品はより深く味わいがありました。

🖋さらに再鑑賞しておもうのが、出演キャストの現在の活躍ぶりが凄い!!こと。レギュラー陣は別にしても、松坂桃李、菅田将暉、山崎賢人、柄本時生、三浦貴大など今をときめく俳優陣がサブキャストだったことにびっくりです。

🖋本作、東野圭吾がデビュー当時から書き続ける刑事・加賀恭一郎シリーズ。阿部主演でドラマ化された「新参者」の人気を受けて映画化された作品です。今回はドラマ版のテイストを継承しつつ、複雑に入り組んだ事件から浮かび上がる人間模様を丁寧に描き出しています。

😢物語は。。。
腹部を刺された状態で8分間も歩き続け、東京・日本橋の麒麟の像の下で息絶えた男性。一方、容疑者の男は逃亡中に事故に遭い、意識不明の重体となります。日本橋署の加賀恭一郎(阿部寛)は事件を捜査するにつれ、関係者の知られざる一面に近づいていくことに。被害者はなぜ必死で歩いたのか、はたまた加害者の恋人が彼の無罪を主張する理由とは。。。

▪️Database————————————————-
🎥邦題 :『麒麟の翼 劇場版・新参者』
原題(英題):※※※
🎥製作国 :日本
🎥初公開 :2011
日本公開 :2012/01/28
🎥上映時間 :129分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):土井裕泰
脚本 :櫻井武晴
原作 :東野 圭吾
音楽 :菅野祐悟
出演(声優):阿部 寛、新垣結衣、溝端淳平、松坂桃李、菅田将暉、山崎賢人、柄本時生、竹富聖花、聖也、黒木メイサ、山崎 努、三浦貴大、劇団ひとり、秋山菜津子、鶴見辰吾、松重豊、田中麗奈、中井貴一

▪️Overview (映画. comより)———————
東野圭吾の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第9作の映画化。同シリーズが原作で2010年に放送された連続ドラマ「新参者」、11年の単発ドラマ「赤い指」に続き、阿部寛が主人公の刑事・加賀恭一郎を演じる。東京・日本橋の翼のある麒麟像にもたれかかるようにして死んでいた男の捜査に当たる加賀だったが、容疑者の八島が逃亡中に車にはねられ意識不明に。八島の恋人・香織は涙ながらに無実を訴えるが……。ドラマ版から続投の溝端淳平、黒木メイサらに加え、事件の真相に深くかかわる香織役で新垣結衣が共演。監督は「涙そうそう」「ハナミズキ」の土井裕泰。
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