GaPTooth

悪魔が夜来るのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔が夜来る(1942年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1485年5月。
人間たちを絶望の淵に落とすべく、悪魔が地上に2人の手下(ジル&ドミニク)を遣わした。
15世紀フランスの伝説に基づく物語。

"真の愛"は絶えない。
愛は成就した時に歓喜に変わり充足感に浸ることができる。
が、恋敵が現れたり片恋の場合は、嫉妬や不安を生み出す。争いの種ともなる。
そして愛が破綻した時には失望し絶望感に苛まれることになる。
"真の愛"はいかなる状況や状態でも絶えることなく脈打ち続ける。永遠に渡って...

悪魔が人間の男女を使って、こーんな小さな悪巧みを講じるあたりにクスクスした。そして悪魔が実際に現れた時には爆笑したヾ(≧∀≦*)ノ〃

台詞や歌にプレヴェールの詩情が色濃く表れている。
そこに気高い芸術理念を抱き妥協を許さない職人肌のカルネがとった幻想的手法が上手くはまっている。

が、物語は退屈だった。
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