クリップ大掃除11
以下、レビュー。
コンセック社の一室。ある小劇場。
席はまばらに埋まっていて、板の上には椅子に座った一人のスキャナー。
スキャナーは言う。
「私は皆さんを一人ずつスキャンしたい」
どうやら、観客たちはスキャンしてもらうために集まった被験者でもあるらしい。
しかし、未知のスキャンという行為には、やはり抵抗があるらしく、一号の名乗りが上がらない。
しばらく観客はざわついていたが、ようやく一人の男が手を挙げた。
板に上がり、スキャナーの横の椅子に座る男。
スキャナーが男に話しかける。
「何かを考えてください」
「わかりました。目は閉じた方が?」
「どちらでも」
男は目を閉じた。
スキャナーはやにわに頭を振り出す。
ムムムと考えている男。
頭を振り回すスキャナー。
スキャナーの顔が次第に紅くなっていく。歯をくいしばり、紅潮していくスキャナー。
そして、スキャナーがプギャーと叫んだ! 叫んだ!からの〜〜〜
スキャナーの頭がパァァァアアアンッッ!!!!
脳髄爆発四散!!!!!
そんな感じの映画です。
カナダ映画ってみんなこんな感じなのか??