昼寝

暗黒街の顔役の昼寝のレビュー・感想・評価

暗黒街の顔役(1932年製作の映画)
4.0
画面の隅々までおぞましい死と暴力の予感に満ちていて、人が唐突に、たくさん死ぬ。仲間も平気で殺す残忍さと、妹との近親相姦的な関係のアンバランスが居心地悪い。『拳銃を売る男』でポール・ムニが演じた役名のない男はこのトニー・カモンテが生き延びて年老いた姿のようにも思えてきて、ロージーは意識していたに違いない、と思った。
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