元プロアメフト選手のポール・クルーは、車の窃盗その他の理由で刑務所送りに。
刑務所長ヘイズンの策略により、囚人のチームを結成したポールは、看守チームと対決する……。
男たちが意地と誇りと名誉をかけて闘うスポーツアクション映画の傑作です。
イギリスリメイク版の『ミーン・マシーン』を昨年鑑賞して以来、ずっと見たかった一本です。
前半のリクルート&練習パートもさることながら、後半の試合パートの面白さ！笑いながらも燃え上がること間違いなしです！
『ミーン・マシーン(殺人戦車)』のパワフルかつ男たちの……いえ、"漢"たちの、血沸き肉踊る、大迫力の汗臭い対決は、熱気ムンムンで骨太です。
冒頭の飲み屋のおっさんや試合の観客たちは、警官や看守に対して否定的といいますか、悪者たちに肩入れしているように見えます。
この頃のアメリカの空気感がそうさせるんでしょう。まだまだ、荒くれ者たちに優しい時代だったんでしょうね。
後半試合パートは、これでもかと魅せつけてくれます。
スプリットスクリーンのカット割りはとっても素早くスタイリッシュで、なんとカッコいいんでしょうか！
ラストのスローモーションには、男性ホルモンが血管をチャリオッツで駆け回るような熱気を浴びせられました笑
コメディ要素、シャープなカット割り、省くところは省く展開。
うおぉ、カッコいいぜぇ……てなもんです笑
熱さにむせるスポーツ映画をご覧になりたい方は、候補に是非(^ω^)
【見せ場】
ボグダンスキーのタマがおったまげために晒されるシーン((((；゜Д゜)))
