亜ルパチ

ロンゲスト・ヤードの亜ルパチのレビュー・感想・評価

ロンゲスト・ヤード(1974年製作の映画)
3.0
堕落した生活の中、しょーもない罪で捕まった元アメフト選手のクルーが主人公。最初は捕まってざまぁwって思うくらいイラつくヒモ野郎でした。

投獄された刑務所の所長がめちゃくちゃアメフト好きだから、そこには看守達で結成されたアメフトのセミプロチームがあるんだけど、そのチームの対戦相手にするために、元プロのクルーがコーチとなって囚人たちでアメフトのチーム作れと所長に命令されるのよ

看守チーム vs 囚人チーム

これ、わくわくしない訳がないよねw
選手を集めるときは黒澤明の七人の侍スカウト方式でどんどん集めていきます。怪力の奴とか、大男とか、素手で人を殺す殺人鬼とかw

陽気な極悪人(?)がいっぱいで刑務所の雰囲気も好きだったし練習のシーンなんかも楽しかったんだけど楽しみにしてたメインの試合がルールわかんなすぎて完全置いてかれたw大好きなアメフト映画「タイタンズを忘れない」はルールなんてわからなくても試合超おもしろかったんだけどな?

まぁアメリカ映画だしアメフトのルールはみんな知ってるって前提で作られてんだろなぁチクショウ。でも町山智浩さんの本で「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」ってあったし私も国技なのに相撲の技とか全然知らないしもしかしたらアメフトも同じようなもんかも。前提説は却下しとこう。

ルール知ってればもっと楽しめたなとは思うけど熱気はじゅうぶん伝わってきたよ。そしてちょっと意外なラストでそれがすごくグッときた。Blu-ray化する時はもっとかっこいいジャケにしてあげてね。ダサすぎワロスだよ。
亜ルパチ

亜ルパチ