■溝口健二監督、初期の作品〜🎬■
1936年と言えば、昭和11年。
戦前の作品であるが、色々とおしゃれで驚く。
社長と主人公アヤ子の密会のアパートがモダンすぎる〜
こんなおしゃれなアパー…
溝口には珍しく現代劇の本作『浪華悲歌』は、大阪のモダンガール、「モガ」を描く。36年の段階で、約10年前の昭和初期の「昭和モダン」を描き、そこに、洋装の、釣り鐘型帽子クローシェを被らせた山田を登場…
>>続きを読む溝口リアリズム映画の傑作。
主演の山田五十鈴は、この時、19才。19才には見えない堂々とした貫禄にまずビックリ。
本作の撮影前に山田は子供を産んでいる。
戦前、結婚して子供を産むということは女優…
ゴダールやトリュフォー、スコセッシといった後の映画監督に影響を与えた溝口健二が、自身のワンシーンワンカットのスタイルを始めた最初期の作品とのことで鑑賞。
ワンシーンワンカットって、もっと舞台みたい…
このレビューはネタバレを含みます
映画館で見た1か月後にテレビでの放送を見た結果、「すべての映画監督は多かれ少なかれそうであるとはいえ、溝口は絶対に映画館で見なければいけない作家だ」という、映画好きとしてある意味で致命的な制約を自分…
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