ぎょうざかしゅうまいか

天使にラブ・ソングを…のぎょうざかしゅうまいかのネタバレレビュー・内容・結末

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

クラブ歌手が修道院で指揮者に?!

クラブ歌手のデロリスは、不倫相手ヴィンスから奥さんのお古のコートをプレゼントされ激怒する。コートを突き返し別れを告げるためヴィンスの元へいくが、そこでヴィンスが裏切り者を殺すところを目撃してしまう。

デロリスは、必死でその場から逃げ出し警察へと避難する。ヴィンスがマフィアだったことを知り、警察から身柄を保護するからと協力を要請され、死にたくないと指示に従うが、ヴィンスの裁判が始まるまでと保護された場所はまさかの修道院だった。
自由奔放なデロリスは、シスターとして修道院で生活することになるが、、、

コメディにドラマに歌にと要素がてんこ盛りだが全てが一流

見てまず損はしないだろう

まずストーリーと設定が面白い
〇〇✕〇〇といった委嘱のコラボは
物語を面白くするためのスパイスになるが
クラブ歌手 ✕ シスター
面白いに決まってる

設定は面白くても演技や演出が、、、
となる作品も多いが
主演がウーピー・ゴールドバーグ
面白いに決まってる

私がつい吹き出したのは
デロリスがシスターの服を着たときのセリフ
「これじゃあまさんじゃなくてペンギンじゃない」笑 ペンギンにしか見えなくなる程
おもしろい

そしてその後の初食事シーンでもコメディ要素満載で
食事に文句ばかり言うデロリスを制するため沈黙「口を閉じてこそ祈りが届く」と提案する修道院長
に対して
「だけどそれじゃ食べられない」と食ってかかる

面白いシーンが続いたためか
その後出てくる刑事の輪郭さえも面白く見えてしまった

コメディ要素はもちろんだが

歌唱シーンが最高

初合唱は不協和音だが
デロリスが圧倒的な指導力で指揮したあとの
合唱はすばらしいものに

コメディとして
音楽として
楽しめるに違いない


上記で上げた
ペンギン以外に個人的に好きな場面は
パイロットへのシスターならではの脅し
デロリスを守るためのシスターカモフラージュ


心も温まる名作