高橋早苗

天使にラブ・ソングを…の高橋早苗のレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.2
殺人現場を目撃したクラブ歌手・デロリスは
警察の手配で、尼僧に化け
聖キャサリン修道院へ匿われる



9時に寝るだって?5時起き?
…堅苦しい修道院の規律に辟易する彼女に
修道院長は言う

『眠れなければ 今までの人生について考えなさい
 そのむなしさを』



来たくて来たんじゃないわよ!
と啖呵を切っても
『歌手としての実績は ないも同然と聞いたわ
 しかもギャングの愛人

 あなたは 自分を欺いてる
 来たのは 主の御心よ』

と切り返される



何をやっても皆からはみ出す彼女に
修道院長は仕事を与える

『あなたの活動はひとつ
 歌よ 聖歌隊に入りなさい』


…図らずも、クラブ歌手として積めなかったキャリアを
聖歌隊の指揮で積み
皆に受け入れられてく


歌い出せばこっちのもの♪と言わんばかりに?
我がステージに立った女の人生は
どんどん転がり進んでく。



こうなるともう、“ミンクのコート”の頃は
相当場違いな場所にいたとしか…
(ま、妻の名前入りコートだしねw)



尼僧衣を脱いだ彼女は
どんな歌を歌うのかしら?
高橋早苗

高橋早苗