のき

天使にラブ・ソングを…ののきのネタバレレビュー・内容・結末

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

3回目。久しぶりに観たけどやっぱり面白い。最近ミュージカル映画とか連続して観たけど、個人的にこの作品が一番好き。

難しい事を考えずに楽しめるストーリーでコメディ要素も笑えるし、修道院の尼さんたちがみんな素敵。パワフルで超陽キャのぽっちゃり尼さん、ニコニコ顔がステキなのピアノのおばあちゃん、ちょい厳しめの院長さん。マリアロバートは可愛いし声がめっちゃ好き。

どの曲も思わず体が踊るようなリズムで、ミクスチャー音楽ってすごく魅力的やなと思った。そんで何度も言うけどマリアロバートのソロパートがまじ最高。ハスキーボイスでかっこいいし歌ってる仕草もかわいい。

ちょっと仕事的な視点だと、マーケティングのすごいいい事例。人が集まらなくなった修道院を、①現代の人気カルチャーを取り込んだ斬新な歌や慈善活動を通してファンを獲得して②徐々に口コミで話題になって③良い意味で修道院らしくない活動がパブを獲得して④法王の御前で歌を披露してブランド価値が上がって⑤新しい文化を創り出す みたいな。
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