世にも奇妙な物語の作品の一つである『急患』のリメイク作品。『急患』を先に見ていると30分のドラマを映画用に無理矢理引き延ばした感が否めなかったが、全体を通して不気味な病院の雰囲気が作り出せており、飽きることなく眺めることが出来た。
また徐々に医者や看護士が狂っていく様がホラー映画特有の絶望感を醸し出しており、ハラハラさせてくれた。
普段赤く見えるものが緑色に見れるだけであんなに気味悪い感じになるとは思わなかった。ところで序盤の起承転結の起にすら入り掛けのシーンでドアから覗き込んでいた女の顔は仕込みだったのだろうか。その後の本編を通じてもあの女の人は作品に関わっていなかったので見ていて鳥肌が立ってしまった。
まあ、真偽の程はさておきFilmarksの評価はあまり高くないが個人的にはかなり楽しめました。呪怨やリングよりも不気味で個人的には中々好きな作品です。
