ロミオとジュリエットにオペラ座の怪人と色んなものが混ざった作品ではありますが、私は純粋にラストにかけて泣いてしまいました。
タンピンとユンエンの恋が切ない。そして周りの人たちの態度がひどい。親にあんな風にされたら悲しいし、あの婚約者はなんて態度なんだと。最後の最後まで嫌な気持ちになりました。
そしてずっとユンエンのお世話をしていた彼女が素敵。そしてソンタンピンを目指す劇団員のウェイチン。彼を見てタンピンと勘違いするユンエンが切ない…けれどもラストはよかった。ユンエンもタンピンも本当に可哀想なんだが、それでもラストは私はよかったって思いました。
改めて、劇中で歌うレスリー素晴らしい。歌詞を見ると、苦しい気持ちになりました。レスリー自身のことを重ねてしまうような…。
ネタバレになりますが、ウェイチンが高音に不安があるとタンピンに話していたからか、劇中でタンピンが合わせて歌うシーンがありました。その時のレスリーの表情が本当に切なくて泣きました。レスリー、あなたは素晴らしいです。
私はこの作品好きでした。また観ます。
No.67